小麦粉惑星

誰かいつもマーガリン潰してる。

手紙を書くとき

 手紙書きが難航している。めちゃめちゃエネルギッシュな期間は1日100枚くらい書けそうな気がするのだけれど、まじで書けない。やっぱり人に渡すものだからちゃんとした内容で書きたいし、小洒落た手紙にしたいわけなんだけれど、ゾーンに入らないと書けない。ブログを書かないでやればいいじゃんみたいなところはありますけど、またそれは別の話じゃないですか?大学の帰り道にポチポチ打ってるだけなので。明日になれば明日になればと毎日思い続けて一向に筆が乗る気配がない。美味しんぼの山岡みたいに「来週の金曜日、もう一度来てください。本当の手紙を見せてやりますよ。」が出来ればいいのだけれど〆切は土曜日である。追い詰められている。美味しんぼの話をすると全く伝わらなくて、大抵変な空気になってしまうので本当にウケるなと思います。みんな読もうね美味しんぼ。俺たち、ジャぱん観て育ちました世代なんだから、太陽の手を持つもの、持たざるもので先天的な差みたいなものを知るわけじゃないですか。河内(関西弁のパン職人)がプールとかで、太陽のガントレット身につけるために鍛錬積んでたでしょ。絶対美味しんぼ読んだらハマるはず、長期連載の料理マンガってどっかしらがバグってるのが良いですよね。トリコとかね。絶対おかしい。トリコは捕獲レベルとかいう要素のせいで後半わけわかんなくなってたじゃないですか?段々と辻褄が合わなくなってしまう。主テーマの料理がぼやけてしまう。最近はコンセプチュアルな料理マンガが増えて、寿司マンガとか、ラーメンマンガとか孤独飯マンガとか一貫できるテーマで連載してるのも多いみたいですけどね。実は、クッキングパパをがっつり読んだことってほとんど無いんですけど、あれも絶対どっかで「なんだこりゃ?」みたいな回があると思います。絶対バグみたいな回があるはず。きっと次元の裂け目みたいな回。みんな覚えてないだけで。そう、クッキングパパというあまりにも膨大な情報の海では、小さな違和感はすぐに泡となって消えてゆくのだから。