小麦粉惑星

誰かいつもマーガリン潰してる。

美容師さんと何話す?

 みんな〜!!陰キャですよね〜!!陽キャは俺のTwitterミュートか、ブロックしてるの知ってるのでブログを見てる人は多分キタハラ寄りの人間だと思っての今回の内容です。

 

美容師さんと〜〜、何話してる〜〜???

 

 せやろがいおじさんみたいになってしまった。せやろがいおじさんというコンテンツがちょっぴり巷で流行っているのかなと思いますが、未だにその理由というか本質が掴めないでいる。せやろがいおじさんの主張動画というのは基本雄大な自然のなかで、正論を大声で叫ぶって単純な構造だけれど、だからこそ面白い。正論を振りかざすことってやっぱり人間誰しも楽しいし、憧れがあるんだと思う。でも疾しいことってどうしてもあるし、実際にはなかなかやり辛い現状がある。リスクが生じるからだ。正論って絶対的な正しさを相手に押し付ける面がどうしてもあるし、周りとどうしても壁を作ってしまう側面もある。思わぬところからカウンターパンチを食らったりすることまである。正しいからといって絶対に誰か守ってくれる保証はないから、だから難しいのだよね。自分の思ってることを曲げてしまう人もいる。人と不和が起こらないことを第一に意見を言う人もでてくる。本当はそれを言いたいのに、言えなかった思いと似たことを、せやろがいおじさんが迷いもなく叫ぶ、世の不条理に、行き詰まりに正論を振りかざす。せやろがいおじさんの投稿をくまなくチェックしている人がどういう思いでいるのかはわからないけど、あの基本構造でやったら大体なんでも面白い。だれかせやろがいおじさんの魅力を上手に教えてください。

 長い余談だったので、本題に移りたいのだけど、自分は美容院に行っている。少しでもマシになるために、不細工を隠すために美容院に行っているのだ。床屋から美容院に切り替えてもう、6年になる。それなのに未だに緊張する。行く前日とかは「次は○○風の髪型にするぞ」とかって意気込むのだけれど、美容院に着くともう無理だ。斎藤工には、オダギリジョーには、俺はなれないのだ。顔面のデッキ構成に限界がある。コストが足りていない。だから馬鹿の一つ覚えで「無難な感じのマッシュ」でお願いしてしまう。前髪重めのビートルズの完成だ。彼らが初来日したとき、まさか彼らの個性的な髪型が2010年代の無難なヘアースタイルになるとは誰も想像しなかったのではないか?そういえば最初にマッシュっぽい髪型にした時は緊張した。でも割と翌日みんなが褒めてくれたのだ、なるほどこの髪型にすれば間違えがないのだな…。こうして半年間、色気づいたコボちゃんみたいな髪型でいた訳である。もうちょっとサブカル女子からモテると思ってた。黒髪マッシュにすれば遊びまくれるんじゃないのか?下北沢には女を連れた邪悪なコボちゃんが沢山いる。下北沢には本当に色んな男がいる。これは違う記事に書こう。結局全然モテなかった。キタハラほど面倒くささが滲み出てる男は死ぬほどモテない。笑ってしまう。助けてくれ。

 美容師さんとの会話に困るという話である。今でもちゃんと話してるし、割と軽妙なトークが出来ていると思う。でも何かが足りないのだ、絶対的な欠点がある気がする。こなれ感がどうしてもない。前回切った後の周りからの感想を聞かれるようではきっとだめだ。丁度いい話をこっちから出来ないままでは大負けだと思う。プライベートに触れて欲しくないから世間話を絶対にしない、雑誌ずっと読んでるみたいな人は逆にポリシーがしっかりしててすごい。どっちにもなれない中途半端なままで美容院に行くからこんなどうでも良いことでくたびれるのだ。早く美容師さんとの会話検定中級になりたい。