小麦粉惑星

誰かいつもマーガリン潰してる。

そろそろ寝る

 くるりって聴きますか。

俺は幾度となく、彼らの歌に勇気を貰ってきた。変わらなきゃいけないなんて、違う自分にならなきゃいけないなんて、全く語らない音楽。平熱のまんま、俺は生きていていいんだみたいな世界。民族音楽のエッセンスは、俺を世界各国に連れていってくれる。でもアメリカに行ったって、アフリカに行ったって、ロシア、マニラ、中国、ブエノスアイレス、どこに行ったって俺は俺でしかないんだろう。自分のまま、自分であることをちょっぴり認めながら一生懸命にやるってことが大事なんだと思ってる。

 今日、踊ってばかりの国の下津さんが、くるりの「ロックンロール」という曲をカバーしている動画をTwitterで見つけた。じんとした。ぎらぎらした言葉じゃなくて、飾らない言葉で、でも心は熱くなる。

 

たった一かけらの勇気があれば

ほんとうのやさしさがあれば

あなたを思う本当の心があれば

僕はすべてを失えるんだ

 

 やさしいと、かなしいってお互いどの距離感で存在しているんだろうか、喜怒哀楽って、感情ってどこでつながっているんだろうか。ついつい考えてしまう。

 

話は変わって今年の夏は暑くなさそう

あい変わらず季節に敏感にいたい

早く急がなきゃ飲み物を買いにゆく

ついでにちょっと君にまた電話したくなった

 

 これは「東京」という曲。

多分サビが有名なんですけど、Cメロの温度と雰囲気が好きなので。確か、ボーカルの岸田さんが上京して、貧乏暮らししてて、その時付き合ってた遠距離恋愛の恋人のことが好きか好きじゃないだかわからなくなったときに作ったみたいな曲だったはずなんですよね。

焦ってる時とか辛い時に聴くと、脳がぐわんぐわんするんですけど、良いぐわんぐわんなのでみんなも聴いてね。

 

 くるりって聴きますか?聴いたことがなかったら聴いてみてください。すごくいいよってことです。

 

おやすみBGM

ロックンロール / くるり