帰り道
根暗なんですけど、飲みにいくのは好きで、ちゃんとお酒美味しいなって思うようになったから背伸びじゃなくお酒が楽しい。
割とひとりでも飲みにいくこと多くて、貧乏学生ぽい飲み方しかしないんですけど、まあ楽しい。チャンジャってほんと丁度いいな、考えた人はすごいな、みたいな段階にいるので、もっと色々なつまみを覚えたいなって感じはある。
下北沢の飲み屋に行くと、カップルで来ている人が多くて、大体ふたりの顔が近い。じっくり見ているわけじゃないけど、かなり近い。顔近いふたり組が何セットかいたりする。幸せだなとか、お店から出たら、このふたりはチューしたりするんだろうかといつも思う。
まぁ全然お酒最高みたいな話じゃなくて、終バス逃すとって話なんですけど、今の地元のバスのダイヤだと、平日は23時過ぎ、休日は23時前に最終バスが出ちゃうんですね、逆算すると22時ちょっと過ぎくらいの電車に乗らないと終バスの時間に最寄りにつかない。そうなると2〜30分家まで歩かなくてはならない。基本的にぐでんぐでんになるまで酔わないので、辛すぎてタクシーに乗ろうみたいな選択肢はまずなくて、なんとなくの酒気を帯びて、歩くことになる。毎回早く帰ればこんなことにならなかったのにとか、後悔するのだけれど、歩いているうちに「あぁ、これでいっか。」とか「嫌だと思ってた割にはこんなもんだよな。」と思えてくるから不思議なものだ。何度もこれを繰り返すのは、脳が単純だからなのか。
歩いて帰っていると、嫌でも景色を見ることになる。ガソリンスタンドって意外に綺麗だなとか、この時間でも働いている人いるんだよなぁとか、ほんとにちょっとした発見とか当たり前のことへの気づきがある。
この間、帰り道で見た空がすごく良かった。星は全然見えなくて、空一面が、深い紺色をしていて、それは自分が想像する宇宙の色と同じで、このまま世界が逆さまになったら、何にもぶつからずに宇宙まで落ちて行けそうな気がした。こういう一瞬の感情とか思ったこととかって明日になったら忘れるかなって思ってたんですけど、結局1週間くらい忘れられないので、粘り強い思い出として記念にブログに書いた。
峯田くんがブログでやってた、おやすみBGMに憧れがあったのでやります。今はサブスクの時代だし、聴きたい曲つまめるのが良い。おすすめのサービスあったら教えてください。
寝る前にこのブログ読んじゃった人は、なんとかして聴いてください。おやすみなさい。
おやすみBGM
