小麦粉惑星

誰かいつもマーガリン潰してる。

【感想】『君といつまでも』

『君といつまでも』を読む。

山本直樹の描く女性の輪郭の美しさ、髪の毛にどきりとする。

この「どきり」は物語の趣旨ではないのだけど、だからこそ後々効いてくる「どきり」だったなと感じた。

家族というものはどこか生臭い。どこにいたって。

 

同時に収録されていた『眠り姫』は、ある小説にインスパイアされた(一応コミカライズなのか?)作品だった。

現実の私と夢の中の私、本当に心は同じ?同じ人?

読み終わると、妙に喉が渇いていた。