先週のこと
先週は少し不安になることや、句会やなんやらがあった。なんかダメになりそうだったからあんまりお酒飲まなかった。今週は元気だからたくさん飲んでいる。あとは日曜日は所属している合唱団の同期とランチに行くなどした。
金曜日にあった句会は問題点を見つけたり、褒められたり収穫があった。どうも自分が作る俳句(短歌もだろうが)は観念に逃げがちであるみたいだ。指摘されてしまった。強度が足りない。脆くても形があるものをつくりたい。
秋蝶の句は褒められた。蝶になりたいと日頃から思っているからだろうか、蝶に関しては心を出力しやすい気がする。
欲しかったロクシタンの香水を買った。オードトワレという奴だ。テールドルミエールとかいうシリーズを購入。「ピオニーの匂いが」と説明書きにあったのだが、ピオニーがよくわからなかったので調べた。芍薬のことらしい。かっこよくて美しい花だと思う。
なんというか嗅覚という感覚は激烈なものだ。嫌なことがあったとしても、首元からいい匂いがするだけで、いつまでも生きていけそうな気がする。買ってよかったな。
日曜の同期とのランチは面白かった。優しさとタフさが両立できている人物は好きだ。大学入ってから1番くらいに尊敬できる同い年だと思っている。
話は変わるが、レイモンド・チャンドラーの探偵小説に登場するフィリップ・マーロウが言った台詞は色んな翻訳者によって訳されている。
しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない。
タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。
ハードでなければ生きていけない、ジェントルでなければ生きていく気にもならない。
厳しい心を持たずに生き延びてはいけない。優しくなれないようなら、生きるに値しない。
ときおり、自分はどの訳が好きか考える。
それは日によって変わるのだ。