つっこんじゃうぞ アクセルべったり踏んで の良さについて
B'zの 「Liar!Liar!」って曲があるんですけどご存知でしょうか。
恐らくピンと来ない人も、多分サビとかは音楽番組の名曲ランキングとかで一度くらい聴いたことあると思う…。
ざっくり説明すると、不倫相手の女性とその旦那と仲よさそうに歩いてるのを目撃して、やっぱり俺は遊ばれてたんだ、虚しいなみたいな曲なんですけど、超好きなフレーズがありまして…
つっこんじゃうぞ アクセルべったり踏んで
ここのフレーズめちゃくちゃ好きって話をしたいんですけどいいですか?
(可能な方は一度聴く、または聴きながら読んでみてね)
まっ黄色いシャツ着ちゃって 歌い出しそうな表情さらして
ダンナと仲良く腕組んで 道横ぎってんのはオマエだろう
この辺までは単語の区切りが少し独特なこと以外は普通なんですけど、この次なんですよね。
つっこんじゃうぞ アクセルべったり踏んで
すげぇモッタリしてる〜〜〜
気持ちいいくらいモッタリしてる〜〜
「つっこん」と「べったり」の余韻がめちゃ残るところが耳に良すぎる。
このモッタリしたフレーズ感が日本の祭事っぽくて好きだ。ズンドコ、ズンドコしたリズムが大変日本に合っている気がする。なんというかこれは土着だ。
海外バンドのトーキング・ヘッズのPsycho killer って曲を盆踊りアレンジしたものをYouTubeで観たことがあるのだが、なんとなくこのモッタリ感が生むカッコよさと似てるなあなんて思った。
Liar!Liar!って超ロックな曲で、サウンドとかもゴリッゴリだなって思うんだけど、この独特な日本語の乗せ方がカッコよさの秘密なんじゃないだろうかと感じている。
この曲というより、B'zはそこが魅力のひとつだと思う。日本用にチューンナップしたロックをいつも感じる。
Liar!Liar!聴いてみてね。
私は寝ます。おやすみなさい。